2021年9月5日日曜日

秋野菜 植える前の準備と植え方

自然栽培では植え付けの準備に畑を耕したり元肥を撒いたりすることはありません。
人によりやり方は異なるかもしれませんが私の場合、植え付け準備としては草、落ち葉、野菜の残渣を積み重ねておくこと。これだけです。


あればあるだけひたすら積み重ねていきます。


植え付けする場所の草をどけましょう。


その場所に植え付け


これで完了。
植えたのはブロッコリーの苗。

追肥も不要。12月頃には収穫できると思います。

自然栽培だと植え付け初期の生育が遅くある時から勢いよく育つときがあります。
これは仮説ですが、生育が遅い期間はその植物にとって必要な微生物を増やすることにエネルギーを使い、根圏が形成されたのちに自分の成長にエネルギーを使うのではなかろうか。草を積み重ねておくことで細菌、微生物、昆虫などが棲みやすい環境となり、早い段階でその植物にとって好ましい根圏を形成することができるのだろうと思っています。



2021年8月29日日曜日

やまいもの種、むかご

“むかご“をご存知でしょうか?
これです。山芋や自然薯の実であり種でもあるものです。

 


このむかごは8月から10月にかけて収穫できます。
軽く触るだけでぽろっととれるのですがその感触が新鮮。
むかごをぽろぽろ落とすのがけっこう楽しいです。

翌年にこのまま土に植えるとやまいもの芽がでてきます。
むかごから育てると育つ山芋は小さいので収穫するのは翌年以降の方がいいでしょう。

むかごは食材としても使えます。
クックパッドなどをみると塩ゆでや油炒めなどのメニューがでています。それほどおいしいわけではありませんが、山芋同様に栄養価が高いもの。滋養強壮に効果があるらしいです。

効果はあまり実感したことありませんが、季節の味として楽しもうかと思います。

 

8月末の自然薯。むかごがいっぱい。

2021年8月17日火曜日

夏のネギ

この数年、九条ネギを育てています。九条ネギは分けつ力が旺盛。1株が10株くらいにまで分けつしますので、毎年、株分けしながら育てています。

ネギは3月くらいからネギ坊主を形成し始め5月から6月にかけて種を作ります。種は黒く小さい。ゴマみたい。その後、7月頃にいったん枯れるのですが7月末から8月にかけて新しい柔らかい芽が出てきます。

ちょうど猛暑の時期なので下の写真のように雑草に隠しておきます。雑草がなく直射日光をまともに浴び続けるとせっかくの新しい芽が枯れてしまう場合があるからです。



ただしこのままだとひょろ長いネギにしかなりません。分けつした株が密集しすぎているし土寄せができないため大きく育ちません。株分けと植えなおすことで太く長いネギに育てることができるのです。

さっそく植え替えましょう。
植え替えするためにはまず、周辺の草を刈り取ります。続いてやさしくネギを掘り起こします。この時、根と茎を切断しないよう注意しましょう。

 

続いてネギの苗を株分けします。この写真は1つを2つに分けたものですが、多いものですが1株を10株に分けることもあります。無理に力ずくで分けるのではなく、やさしく自然の流れに沿って分けましょう。その結果、23株まとまったとしても問題ありません。

 

さて次は植え付けです。ネギの植え付け用の穴を掘らなくてはいけません。
普段は畑の土を掘り返すことはしないのですが、根菜類の収穫とこのネギの植え付けのだけは掘り返さざるを得ません。植え付けするために作業の邪魔になる雑草も全部抜きました。


あとは時々、必要に応じて土寄せすればOK
当然ながら肥料は撒いていませんので追肥もしません。
それからよほどのことがないかぎりは水やりもしませんがこれから先は秋雨や台風のシーズンなので問題ないでしょう。

秋から冬にかけてたくさんのネギが収穫できそうです。

2021年8月12日木曜日

雑草の中で育つ枝豆

 

5月に種を植えた枝豆を収穫しました。

写真の通り草が伸びていますがしっかりと大きな実をつけた枝豆が収穫できました。この畑で自然栽培を開始したのは2017年から。最初の2年間、枝豆はあまりうまくできなかったのですが、20年からうまくできるようになってきました。2年連続で成功。



自然栽培でも通常の慣行農法と同水準の出来となるには時間がかかるようです。カマキリやトカゲが棲みついているので害虫を食べてくれるのでしょうか、害虫被害もほとんどありませんでした。

 

写真の通り葉は穴だらけ。バッタに食べられたのでしょうか。ですが実の方はしっかりとできていますので問題ありません。

 


手順を振り返っておきます。

枝豆は芽が出てきたときに鳥に食べられやすいのでポットで育苗。種まき後、2週間ほど経ってから植え付けしました。1つのポットに2つの種を植えました。

 あとは草マルチを作って枝豆が育ちやすい環境を作ったのみでほとんど何もしていません。7月は猛暑が続いたので一度だけ水やりを行ったことと草の勢いがすごいところをハサミできっただけ。

実を収穫した枝豆の枝や葉などは畑に活気を与える資源。そのまま積み重ねておきます。朽ち果てていずれは土に還ります。

2021年7月24日土曜日

暑い夏の対策 草マルチ、雑草を刈らない

2021年7月24日、天気は快晴。気温は32度。暑いですね。
自然農法における暑さの対処方法は草マルチを敷き詰めることや夏場にあえて雑草を刈らないこと。どれくらいの温度差があるのでしょうか。温度を測定してみました。


丁寧に除草している畑の土の温度。55.6度。
隣の畑の隅っこを借りました。ありがとうございます


石畳の近くの植栽の土の温度。65.7度。
石畳との距離は30cmくらい。その熱が伝わってくるのでしょうか。


自然農法の畑の上。44.5度。草や枯葉がありますのでやや低いですね。


草マルチの中の温度。
念のため、2か所測定いたしました。結果はどちらも30.5度。

場所は日陰ではなく日向。
ひとつ上の場所から30~40cmほど移動した場所なので表面温度はほぼ同じ44.5度付近と思われます。



日陰かつ雑草に埋もれている場所の温度。30.1度。
山芋のつるによって日陰ができかつ草が生えています。温度は低いですね。


次にビニールマルチの中の温度。56.8度。


真夏は高温の抑制に役立つ草マルチ。高温障害の回避や水やりの回数を減らすことに役立ちますね。
草マルチは高温回避だけでなく低温回避の効果もありそうです。
草マルチの場所は霜が立たないが草マルチがない場所は霜が立つなどの事象が散見されるからです。今度は冬に温度を測定してみます。






2021年7月4日日曜日

コンポストで生ごみ減量

 

じめじめした梅雨時になりました。

この時期とこれから先は生ごみが腐りやすくなります。厳重に包んでもにおいが漏れ出てくるもの。ゴミの日の気分を少しでも軽くするためにはできる限りゴミを減らせるとうれしいですね。

コンポストを設置するとゴミを減量できます。

生ごみのうち、野菜くず、果物の皮、コーヒー、お茶殻、卵の殻などは入れられます。肉や魚などの動物性のものはごくごく少量にした方がよいでしょう。ハエなどの虫がものすごく発生します。

天気がいい日ならばコンポストに入れる前に天日干しにして水分を少なくしてから入れましょう。またコンポストの蓋を開けておき内部も時々乾燥させしょう。水分が多いと腐敗しやすいのです。

コンポストには時々土も一緒に入れましょう。土を一緒に入れた方が土に還るスピードが速いし良質のたい肥になります。土を入れないと粘土のような黒い物体になります。このままではたい肥として使えるかどうかよくわかりませんので、土の上にしばらく置いておきました。すると土に還るのですが、ずいぶん時間がかかります。

これでゴミの日の気分も少し軽くなることでしょう

2021年6月26日土曜日

高さ1メートルのレタスから種を採る







 

これはレタスです。



特別な品種ではなくごくごく普通のレタスなのですが、種をつける6月ころにはこんなに大きくなるのです。
ほとんどレタスの原型をとどめていない感がありますね。

下のほうをみると葉っぱがかろうじてレタスに見えなくもない。

 

さて種はどこかというこの綿毛の部分。

                           


その部分を切り取って拡大してみるとこのような感じです。

                                          

(写真だと見にくくて恐縮ですが)綿毛の先の小さな黒いところが種です。
種と綿毛はタンポポにそっくりですね。それもそのはず。レタスもタンポポもキク科なのです。タンポポ同様に風ものせて遠くへ種を運ぼうとしているのです。

 

2021年6月20日日曜日

ニンニクは晴天の日に収穫しよう

 

6/10にニンニクを収穫いたしました。

ニンニクは植え付けから収穫まで約9か月間かかります。野菜の中では最も栽培期間が長い野菜なので、最後の最後の乾燥工程で失敗しないようしたいところ。
ニンニクは長期間保存させるものなので収穫後にしっかりと乾燥させることが重要なのですが、ちょうど梅雨のタイミングと重なってしまいます。
天気予報を見て23日晴れそうなタイミングを見計らって収穫しましょう。
うまく乾燥させないとカビが生えてしまいます。

収穫初日はそのまま天日干ししました。当日は晴天かつ30度くらいまで気温があがったため一日で表面の水分を飛ばすことができました。



次の日は保存するサイズに切ってからもう一度天日干しにしました。



この切り口のところもしっかり乾燥させましょう。
その後は23日日陰で干し、新聞紙に包んで段ボールに保存します。これで当面はOK

軒下などの日陰に長期間吊るしておいて乾燥させるという方法もありますが、梅雨時になるとカビが生えたことがありました。また、吊るす作業や場所づくりは結構な手間がかかりますがこの方法だと簡単です